乳酸菌でインフルエンザを予防

はじめに

インフルエンザは高熱が出て、インフルエンザ脳症に至ることもあります。 乳酸菌のサプリメントや食品でもインフルエンザ対策を行いたいですね。

この記事ではインフルエンザ予防効果に着目されている乳酸菌をまとめます。

インフルエンザ予防効果に着目されている乳酸菌

プラズマ乳酸菌(ラクトコッカス・ラクティスJCM5805株)

ウイルスを捕まえて撃退し、さらに免疫細胞を指揮する「プラズマサイトイド樹状細胞」を活性化する。

動物実験において、体の細胞にウイルスに対抗する物質を作らせる「インターフェロンα」が乳酸菌一般と比べてとても多く作られたことが確認され、人での試験において、ウイルスを敵と認識する反応「免疫応答性」が高まったことが確認された。

小中学生に対する調査でも、プラズマ乳酸菌を摂取したグループは摂取しなかったグループよりインフルエンザ罹患率が低いという結果が出ている。

カップヨーグルト、ドリンクヨーグルト、乳性飲料、清涼飲料水が市販されており、乳性飲料と清涼飲料水は500mlサイズのペットボトル入りで常温保管が可能。 乳性飲料には1000億個のプラズマ乳酸菌が入っていて、清涼飲料水は無糖でノンカロリー。

R-1(ラクトバチルス・デルブルエッキ亜種・ブルガリカス1073R-1)

高齢者142名に対する調査で、インフルエンザウイルスを攻撃する「NK細胞」の活性が低い方の活性を高めることが確認された。 R-1乳酸菌が作る多糖体がインターフェロン(INF)-γの産生を高め。NK細胞を活性化するというメカニズムであると考えられている。

マウスの試験でインフルエンザ予防効果が確認された。また人に対する試験で新型インフルエンザワクチン接種の3週間前からR!乳酸菌を摂ると、対照群より抗体価を高くワクチンの効能を高めたといえる。 R-1乳酸菌を含む製品はカップヨーグルトとドリンクヨーグルトが販売されている。

シールド乳酸菌(M-1)

マウスの試験で肺でのウイルス増殖が抑制され、インフルエンザ感染の症状を軽くすることが報告された。 人に対する研究では後期高齢者がインフルエンザワクチンを接種した際の効果を高めたことが確認された。

シールド乳酸菌は加熱しても効果があり、加熱殺菌菌体はタブレット菓子や味噌汁など色々な食品として販売されている。

LGG乳酸菌(ラクトバチルス・ラムノーサスGG株)

マウスの実験でLGG乳酸菌を鼻腔に投与したところ、NK細胞の活性が高まりインフルエンザ発症率が減少した。