ヨーグルトに含まれる菌の種類
はじめに
ヨーグルトに入っている乳酸菌はそれぞれ違っていて、食べると体の調子が良くなると感じるヨーグルトは各人で異なるようです。
この記事では身近なヨーグルトに入っている乳酸菌の種類と特徴をまとめます。
ヨーグルトに含まれている乳酸菌
菌の種類 | 特徴 |
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LB81 (ブルガリカス2038、ストレプトコッカス・サーモフィルス1131) |
・特定保健用食品で、「腸内細菌のバランスを整える」「おなかの調子を良好に保つ」との効果の表示が認められている |
・腸の上皮細胞に働きかけ、バリア機能を高めるペプチドを増やす | |
ガゼリ菌SP株 (ガセリSBT2055) |
・日本人由来で腸に定着しやすい |
・スタフィロコッカス属の菌(黄色ブドウ球菌のことと思われます)数と腐敗物質であるパラクレゾールの濃度が低下したという研究結果がある | |
・100g入りは機能性表示食品で「内臓脂肪を減らす」旨の記載が認められている | |
R-1 (ブルガリカス1073R-1) |
・インフルエンザ予防について研究されている |
LG21 (ガゼリOLL2716) |
・胃で生き残る力が高い |
シロタ株 (カゼイ YIT 9029) |
・生きて腸に到達しビフィズス菌を増やして悪玉菌を減らす。腸内の有害物質生成が抑えられる。 |
※菌名の「ラクトバチルス」「ラクトバチルス・デルブルエッキ亜種」「ストレプトコッカス」は省略しています。
ヨーグルトをはじめ、納豆やキムチなどの発酵食品から摂ることができる乳酸菌ですが、自分に合った乳酸菌を早く見つけるためにはサプリメントを用いると良いでしょう。
サプリメントには数種類の乳酸菌が凝縮されているため、自分に合った種類を見つけやすいでしょう。
参考URLhttp://lacticacid-bacterium.com/fed2.html
自分に合った乳酸菌サプリメントの選び方は上記サイトで紹介されていますので、ぜひ参考にしてください。
ヨーグルトに含まれているビフィズス菌
菌の種類 | 特徴 |
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BB536 (ロンガム536) |
・人がもっていて、世界30ヶ国以上で製品が販売されている |
・酸や酸素に強く生きて腸に届く | |
・整腸効果が高いという研究結果 | |
・毒素を作り出して大腸を害するETBF菌を除菌する | |
BE80 (ラクティス DN-173 010) |
・プレーン加糖タイプは機能性表示食品で、「お腹の不快感を和らげる」との表示が認められている |
・生きたまま腸に届く | |
BifiX (ラクティスGCL2505) |
・機能性表示食品で、「生きて腸まで届いて増殖し便通を整える」旨の表示が認められている |
ビフィズス菌SP株 (ロンガムSBT2928) |
・人の大腸にいる善玉菌でお腹にとどまる |
※菌名の「ビフィドバクテリウム」または「ビフィドバクテリウム・アニマリス亜種」は省略しています。